教員紹介

髙松 由基 准教授

専門・研究テーマ・キーワード
ウイルス学・高病原性ウイルス・ライブセルイメージング
担当課程
博士前期課程専任教員

取得学位・資格

博士(医学)・医師免許

個人/所属ウェブページ

現在更新中(2022年4月末〜5月中にopen予定)

経歴

山口大学 医学部医学科卒業 長崎大学医歯薬学総合研究科(熱研ウイルス学) 博士課程卒業 長崎大学熱帯医学研究所ウイルス学分野 産学官連携研究員、フィリップ大学マールブルグ校ウイルス学研究所 ポスドク研究員(学振海外特別研究員)、京都大学ウイルス再生医科学研究所・微細構造ウイルス学分野 特別研究員(学振SPD)、国立感染症研究所ウイルス第一部 主任研究官 を経て、2021年11月より現職

教育活動

フィリップ大学・マールブルグ、長崎大学熱帯医学研究所、京都大学ウイルス・再生医科学研究所、国立感染症研究所にて、それぞれ学生指導経験あり。2022年より熱帯修士課程・TMGHでウイルス学総論・各論の講義を担当。2022年よりウイルス学研究室所属の修士課程・博士課程学生の指導を担当

研究活動

BSL-4研究、高病性ウイルス研究、ウイルス複製機構、ウイルス病原性機構

現在の主な研究活動地域

高病原性ウイルス、細胞内動態解析、複製機構解析、分子機構解析、各種顕微鏡解析

最近の5つの出版物

  1. Osako H, Xu Q, Nabeshima T, Balingit JC, Nwe KM, Yu F, Inoue S, Hayasaka D, Ngwe Tun MM, Morita K, Takamatsu Y. Clinical Factors Associated with SFTS Diagnosis and Severity in Cats. Viruses. 2024; 16(6):874.
  2. Nabeshima T, Ngwe Tun MM, Thuy NTT, Hang NLK, Mai LTQ, Hasebe F, Takamatsu Y. Nagasaki University Vietnam Research Group. An outbreak of a novel lineage of dengue virus 2 in Vietnam in 2022. Journal of Medical Virology. 2023; 95(11): e29255.
  3. Takamatsu Y, Yoshikawa T, Kurosu T, Fukushi S, Nagata N, Shimojima M, Ebihara H, Saijo M, Noda T. Role of VP30 Phosphorylation in Ebola Virus Nucleocapsid Assembly and Transport. Journal of Virology. 2022; 96(17): e0108322.
  4. Fujita-Fujiharu Y, Sugita Y, Takamatsu Y, Houri K, Igarashi M, Muramoto Y, Nakano M, Tsunoda Y, Taniguchi I, Becker S, Noda T. Structural insight into Marburg virus nucleoprotein-RNA complex formation. Nature Communications. 2022; 13(1):1191.
  5. Takamatsu Y, Krähling V, Kolesnikova L, Halwe S, Lier C, Baumeister S, Noda T, Biedenkopf N, Becker S. Serine-Arginine Protein Kinase 1 Regulates Ebola Virus Transcription. mBio. 2020; 11(1): e02565-19.

メッセージ

本年度から教室も研究内容もリニューアルしております。従来のウイルス研究手法(疫学・診断・治療に関する基礎研究)に加えて、高解像度顕微鏡(ライブセルイメージングなど)を用いたウイルスの可視化に力を入れております。通常は覗くことができない小さなウイルスのライフスタイルを、先進の顕微鏡技術を用いて観察してみませんか。“ウイルスを見てみたい“、“動きに興味がある”、“顕微鏡を覗くのがなんとなく好き”、など当研究室の研究に興味を持って頂ける方がおられたら、是非一度遊びに来てくださいませ。

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