修了生メッセージ

Archive for ‘ 2013 ’

国際健康開発研究科 国際健康開発専攻 平成25年度3月修了 井上恭子さん

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研究科修了後、東ウガンダ地方都市の公立病院にて現地リサーチNGO、英国大学研究機関と共にクリニカルリサーチを行う傍ら、院内感染予防のための病院スタッフへの手指衛生指導、現地スタッフへの衛生管理トレーナー養成を行っています。研究科の2年間で学んだ知識・経験をフルにアウトプットし、現場での新たな発見と日々沸き立つ様々な疑問をインプットする毎日。まだまだそれらを十分に応用しきれていない自分の未熟さを目の当たりにする場面は少なくありません。また、研究科2年次の長期インターン先、ケニア・ナイロビでの爆破テロを間近で経験して以来、途上国で国際保健に携わる実践的能力を備えた人材の条件として、与えられた職務を全うするのはもちろん、世界の揺れ動く情勢にアンテナを張り、日々の生活における安全に健康に平常心をもって過ごす自己管理能力の必要性を痛感しています。
「これで大丈夫だろうか」と道に迷った時にはいつも、世界各地で頑張っている同期の友人からのメッセージ、研究科修了式に頂いた諸先生からの“メッセージ手ぬぐい”に励まされ、今日もアフリカの赤土の大地を子供達と一緒に歩きながらオフィスへ通っています。(サラヤ株式会社、サラヤイーストアフリカ(ウガンダ)研究員、海外産業人材育成協会(HIDA)公衆衛生専門家(ウガンダ))

医歯薬学総合研究科 熱帯医学専攻2013年度9月修了 ラーマン ビルディ ザビフラーさん(JICAアフガニスタン事務所)

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私にとっては、医学研究を自分の手で行うのはこれが初めてでした。
長崎大学で研究を行うために欠かせない知識、技術を得た後、アフガニスタンに戻り、ある県立病院で研究を行いました。そこで肺炎の診断を受けた500名以上の子どもについて調べることが出来ました。
現在、集めたデータサンプルを分析しています。これは、現地で多い小児肺炎の治療と予防に関する有用な情報を提供してくれるアフガニスタン最初の研究の一つとなります。
指導くださった熱帯医学研究所臨床感染症学有吉紅也教授に心よりお礼申し上げたいと思います。

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