森内 浩幸 教授
専門・研究テーマ・キーワード
小児科学担当課程
博士前期課程専任教員経歴
- 1984年 長崎大学医学部卒業
- 1988〜90年 国立仙台病院臨床研究部レジデント
- 1990〜99年 NIAID 研究員および NIH Clinical Center 臨床スタッフ
- 1996年 Young Investigator Award (American Society for Microbiology)受賞
- 1999年以降 長崎大学医学部小児科学教室 主任教授(長崎大学病院小児科長併任)
- 2002年以降 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授
- 2010年 厚生労働科学特別研究事業 「ヒトT細胞白血病ウイルス1型母子感染予防のための保健指導の標準化に関する研究」研究代表者
- 2011年以降 厚生労働省HTLV-1対策連絡協議会委員
- 2012年以降 先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症患者会「トーチの会」顧問
メッセージ
感染症の最大の犠牲者は子ども達です。つい最近まで世界中で5歳のお誕生日を迎えることなく命を失う子ども達が年間一千万人もいて,その3分の2は感染症で亡くなっています。その中にはワクチンさえあれば助かる命が二百数十万人も含まれているのです。また母親が感染し,母子感染によって子ども達にも被害が及ぶものもありますが,妊婦健診とそれに続く適切な管理によって防ぐことが出来る母子感染もたくさんあります。小児科医の立場から,そうした母子の被害・悲劇を防ぐために何を為すべきか,皆さんに訴え一緒に考えて行ければと思います。