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長崎大学NCGMサテライト開所式を挙行

長崎大学と国立国際医療研究センター(NCGM)は、グローバルヘルスに強い関心がありながらも、学習時間や生活環境等による制約のため、潜在的に埋もれていた社会人の強いニーズに応え、即戦力となるグローバルヘルス人材を養成するため、当該分野を志す社会人が多い首都圏に位置するNCGMにサテライトを設置し、10月から学生の受入れを開始することとなりました。

これを記念して、5月30日(火)NCGMに於いて、関係者およそ100名にご参列いただき、長崎大学とNCGM共催で開所式を挙行いたしました。

開所式に先立ちサテライトの見学会を行い、参加者の皆様に長崎大学で行われた講義を「講義配信システム」を使ってNCGMで視聴する体験等をしていただきました。

開所式では、長崎大学を代表して山下俊一理事から「サテライト設置は、国内外の優秀な教員を動員し、都心である東京に地方からの風を吹き込み、学びのブレイクスルーという風穴を開ける初めての試みとなる」との挨拶が述べられ、NCGMを代表して國土典宏理事長から「今後も長崎大学と連携し、NCGMの持つリソースを活かしながら、グローバルヘルス人材の育成に貢献していければ大変喜ばしい」との挨拶が述べられました。

続いて、長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科(TMGH)の北潔研究科長からサテライトの概要について、NCGM運営企画部の仲佐保部長からNCGMとTMGHの連携について、TMGHの有吉紅也副研究科長からロンドン大学衛生・熱帯医学校(LSHTM)と長崎大学とのパートナーシップについて、それぞれ説明がなされました。

さらに、LSHTMのPeter Piot学長からゲストスピーチを賜り「本サテライトの設置が、2つの組織の協力にとどまらず、グローバルヘルスコミュニティー全体の活性化に貢献することを期待する」とのお言葉をいただきました。

また、同日には、長崎大学とNCGMとの連携大学院に関する覚書も締結いたしました。

長崎大学とNCGMは、今後益々双方の協力を深めるとともに、関係の皆様のご期待に沿えるよう、より一層の精進を重ねてまいる所存ですので今後ともよろしくお願い致します。

 

開所式

○山下理事挨拶

○國土理事長挨拶

○Peter Piot学長 ゲストスピーチ

 

連携大学院に関する覚書締結

 

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