11月8日、サンラザロ病院(フィリピン共和国)のウィンストン・ゴー院長、ヴァージニア・ディマピリス教育部門長、アレクシス・ディマピリス救急部門長及びフェルディナード・ラザロ看護部長が熱帯医学・グローバルヘルス研究科を訪問されました。今回の訪問は、本研究科とサンラザロ病院の学生及び研究者の交流促進と、共同研究の更なる発展を目的とした同意書の締結のため訪れられたものです。締結式には、本研究科から北潔研究科長、松山章子教授、シャロン・コックス教授、齊藤信夫戦略職員が出席し、和やかな雰囲気の中で、同意書の締結と今後の協力に関する懇談が行われました。
平成16年の学術交流協定締結以降、本学では熱帯医学コースの前身である医歯薬学総合研究科熱帯医学専攻の学生の派遣や熱帯医学研究所との共同研究を通した交流が行われてきましたが、昨年の本研究科の開校に伴い、病院内に整備した共同リサーチラボラトリーを拠点に齊藤信夫戦略職員が常駐し、感染症や健康格差が問題となっている途上国の現場における教育研究活動を行ってきました。今回の訪問により、学生交流及び共同研究の更なる発展と、ひいては感染症予防対策などフィリピンにおける健康問題解決に寄与することが期待されます。
なお、滞在期間中、本研究科への訪問のほか、片峰学長への表敬訪問や大学病院の視察などが行われました。
片峰学長への表敬訪問
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news2246.html
サンラザロ病院ホームページ